symptoms
その他の症状
こんな症状はありませんか?
- 目が痛い・充血している
- 大量の目ヤニが出る
- 皮膚や目の白い部分が黄色い
- 皮膚に白い斑点ができた
- 髪の毛が抜ける など
性感染症由来の意外な症状が存在します
性感染症(性病)の中には、目の異常や脱毛など、一般的な性感染症のイメージからは想像しにくい症状が現れるものもあります。体に異常が起きていると自覚できても、それが性感染症由来のものであるとご自身で気づくのは困難です。自己判断せず、さまざまな可能性を考慮して医療機関で診察を受けるようにしましょう。
気になる症状がございましたら、大阪市中央区の谷町四丁目・谷町六丁目にあるミモザレディースクリニックへご相談ください。
目の痛みや充血、大量の目ヤニなどがある
性感染症の病原体が手や体液を介して目に入ることで結膜炎を引き起こすことがあります。目に感染するものとしては、主にクラミジアと淋病の2つがあげられます。放置すると他部位への感染が起こるほか、最悪の場合失明する可能性もあります。
考えられる疾患
クラミジア(クラミジア性結膜炎)
クラミジアが目に感染することで結膜炎を引き起こします。目の痛みや充血、黄色い膿状の目ヤニなどが主な症状です。
淋病(淋菌性結膜炎)
淋病の原因となる淋菌が目に感染することで結膜炎を発症することがあります。目の痛みや強い充血、黄色い膿状の目ヤニなどの症状が起こるのが特徴で、まぶたの裏にも強い充血と腫れが起こります。
黄疸(皮膚や白目の部分が黄色くなる)
血中のビリルビン(黄色の色素成分)が多くなり過ぎると、皮膚や白目の部分が黄色くなる「黄疸(おうだん)」の症状を引き起こすことがあります。黄疸自体は大きな疾患ではありませんが、肝機能などの障害によって起こることがあるため、性感染症由来の肝炎に感染している可能性が考えられます。
考えられる疾患
B型肝炎・C型肝炎
B型肝炎・C型肝炎による急性肝炎の症状の1つとして、黄疸や褐色尿などの症状が現れることがあります。
皮膚の白い斑点
肌の色が白く抜けてしまう症状のことを「白斑(はくはん)」といいます。これは色素細胞が破壊されることで、体が肌の色を正常に作れなくなることで生じます。白斑自体が体を害することはありませんが、重篤な疾患が隠れている場合があるので注意が必要です。
考えられる疾患
梅毒
梅毒の第2期症状(感染から3か月程度経過)の1つとして、皮膚の一部、あるいは複数箇所に白い斑点が生じることがあります。
髪の毛が抜ける
性感染症、とくに梅毒の症状の1つとして脱毛が起こることがあります。脱毛自体がさまざまな原因で起こるため一概にはいえませんが、全身のできものや白斑など、梅毒の他の症状が現れている場合には注意してください。
考えられる疾患
梅毒
梅毒の第2期症状(感染から3か月程度経過)の1つとして、頭部の脱毛があげられます。頭部だけでなく、まつ毛など全身で脱毛の症状が出ることもあります。