FAQ
よくある質問
クリニックへの受診について
保険証は必要ですか?
自費診療であってもカルテを作成するにあたりお名前確認等が必要になりますので、保険証(や身分を証明できるもの)をご持参ください。
診察・検査前の注意事項はありますか?
受診前の膣内洗浄は避けるようにしてください。洗いすぎることで正しい検査結果が出ない可能性があります。
服用している薬がある場合はどうしたらよいですか?
検査結果に影響を与える可能性がありますので、服用中のお薬がある場合には事前にお知らせください。
男性の付き添いはできますか?
当クリニックは女性専用のクリニックです。男性の方のお付き添いはご遠慮いただいております。「1人だと不安」「パートナーの方が心配」というお気持ちは十分理解しておりますが、どうぞご了承ください。
診察・検査について
診察時には陰部を見せる必要がありますか?
毎回視診が必要になるわけではありません。症状によっては問診だけで済むこともあります。
内診は痛いですか?
痛まないように細心の注意を払っていますが、緊張して体に力が入っていると痛みを感じることもあります。どうぞリラックスして内診に臨んでください。不安な場合は事前に医師へご相談ください。
診察時は必ず内診をしますか?
必ずではありませんが、症状によっては内診を行わざるを得ない場合もあります。抵抗がある方もいらっしゃるかとは思いますが、当クリニックではできるだけ内診の回数を減らし、患者様の負担を軽減できるように心がけています。
性感染症の検査ではどんなことを行いますか?
検査内容は膣分泌物(おりもの)検査、血液検査、うがい液検査などがあります。感染症の種類によってさまざまです。
検査結果はどれくらいで分かりますか?
検査結果が判明するまでの期間は検査内容によって異なります。詳しくはお尋ねください。 検査の結果をお伝えするためには再度ご来院いただく必要があります。ただし、ご来院が難しい方には結果の郵送や専用のアプリでお知らせすることも可能です。ご希望の方はご相談ください。
どんな時に検査を受けたらよいですか?
症状がある時や感染リスクのある行為があった時に受けられる方が多いですが、あらかじめご自身に感染がないことを確認しておくのも大切です。たとえば、新しいパートナーができた際に一緒に検査を受けておくことで、お互いの感染リスクを大きく減らすことができます。
どのように検査項目を選ぶべきでしょうか?
疑われる疾患とその検査については問診のうえできちんとご案内します。性感染症の性質上、複数の病原体に同時に感染している可能性があります。そのため、複数の検査を同時にご提案することもあります。
生理中でも検査は受けられますか?
検査内容によっては正確な検査結果を得られない場合がありますので、生理が終わってから検査を受けるようにしてください。ただし、性感染症の症状が明確に現れている場合や急を要する場合には、生理中でもご遠慮なくご相談ください。
感染リスクのある行為がありましたが、とくに症状はありません
性感染症には、感染からしばらくの間症状が現れない「潜伏期間」が存在します。また、発症しても症状が自覚できないほど軽微であることも多いです。いずれにせよ他人にうつしてしまうリスクがありますので、感染が疑われる場合には早めに診察を受けることをおすすめします。
パートナーの性感染症が分かり不安です…
性感染症の性質上、ご自身も性感染症に感染している可能性があります。感染への不安がある場合にはご遠慮なく当クリニックへご相談ください。 性感染症の治療においては、パートナーの片方だけが治療を受けてもあまり意味がありません。パートナーと一緒に治療を進め、2人ともきちんと完治させることが大切です。
性感染症の検査には健康保険の適用はできますか?
場合によります。たとえば、すでに症状が現れていて、医師が検査を必要と判断した場合には保険診療となります。一方、念のために検査を受けたいなど、患者様希望による検査の場合には自費診療となります。
匿名での検査は受けられますか?
匿名での検査はお受け出来ません。しかし、守秘義務がありますので、個人情報が漏れることはございません。自費診療であれば、「医療費のお知らせ」にも記載されませんので、周囲に通院が知られる可能性もありません。カルテを作成するにあたり保険証(や身分を証明できるもの)をご持参下さい。 一方、保険診療の場合には保険証が必要となりますので、匿名での診察・検査はできません。
性感染症について
性感染症は自然治癒しますか?
性感染症の多くは自然治癒しません。無症状でも進行し、感染を広げるリスクがありますので、きちんと治療を受けて治すようにしましょう。
性感染症は完治しますか?
ほとんどの性感染症は適切な治療を受けることで完治が見込めます。早めの受診が大切です。
治らない性感染症はありますか?
HIVやヘルペス、B型肝炎、C型肝炎などは、治療しても体から病原体を排除することができません。しかし、適切な治療を続けることによって症状を抑えることはできます。
コンドームを付ければ100%性感染症を予防できますか?
コンドームには高い予防効果がありますが、残念ながら100%ではありません。症状や種類によってはコンドームを装着していても感染が起こることがあります。それぞれの性感染症についてきちんと知り、適切な予防を心がけることが大切です。
射精の瞬間だけコンドームを付ければ性感染症は防げますか?
性感染症は性器同士の接触で感染しますので、コンドームなしで挿入をした時点で感染のリスクは生じます。そもそも射精の瞬間だけのコンドーム着用では避妊効果もほとんど見込めません。
ピルで性感染症は予防できますか?
性感染症の多くは性器同士が接触することで感染します。ピルには避妊の効果がありますが、性感染症を防ぐことはできません。多くの性感染症の予防にはコンドームが有効です。
性感染症で死ぬことはありますか?
梅毒やエイズなど、性感染症の中には重症化すると命に危険が及ぶものも存在します。しかし、治療によって完治、あるいは症状の軽減が可能ですので、死に至るケースはほぼありません。
症状が治まったら完治したと判断してよいですか?
治療によって症状が軽快したとしても、体内には病原体が残っている可能性もあります。自己判断での治療中断は再発や感染拡大の原因となりますので、医師の指示に従って必ず最後まで治療を続けるようにしてください。
治療後は再度検査を受ける必要がありますか?
治療の効果を確認し、症状の再発を防ぐために治療終了後の再検査をおすすめしています。治療時にもご案内しますが、治療終了後から一定期間を空けて検査を受けるようにしてください。
性感染症は再発しますか?
きちんと治療を行えば再発することはありませんが、ヘルペスなどは治療後もウィルスが体内に残るので再発することがあります。また、同じ性感染症に再感染することもありますので、治療後も適切な予防を心がけてください。
性感染症の治療を続けているのですが、一向に症状が改善しません
特定の治療を行っても症状が改善しない場合は別の病気、あるいは薬に耐性を持つ菌(耐性菌)に感染している可能性があります。治療の効果が見られない場合には、必ず医師にご相談ください。
検査は陰性でしたが、未だに症状があります
完治していない、あるいは別の疾患である可能性があります。すぐに医師へご相談ください。
治療をしても頻回に膀胱炎・尿道炎を繰り返しています。性病の可能性がありますか?
膀胱炎・尿道炎で処方される抗生剤では性病の多くは治りません。抗生剤を内服した直後は膀胱炎・尿道炎の症状が治るが、すぐに症状が再燃する場合にはSTIが原因の可能性があります。治療の効果が見られない場合には、必ず医師にご相談ください。