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排便に関する症状

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こんな症状はありませんか?

  • 便に血が混じる
  • 排便時に出血する
  • 下痢が続く
  • 肛門に違和感がある(痛い・かゆい)
  • 排便時に強い痛みがある
  • など

性感染症は排便にも影響を与えることがあります

性感染症は排便にも影響を与えることがあります

性感染症(性病)は性器以外にも感染します。性器に近い位置にある肛門も例外ではなく、オーラルセックスやアナルセックスなどで性感染症に感染してしまうことがあります。病原体が肛門に感染することで炎症(直腸炎)を起こし、さまざまな症状が現れます。また、こうした行為をしなくても、女性の体の構造上、性器から垂れた体液が肛門へ流れ込むことで感染する可能性もゼロではありません。
「性感染症のせいで排便に影響が出る」とイメージしにくいとは思いますが、さまざまな可能性を考慮し、お体の異常を感じた際はできるだけ早めに医療機関を受診するようにしてください。 血便などの異常に気づいた時は、大阪市中央区の谷町四丁目・谷町六丁目にあるミモザレディースクリニックへご連絡ください。

排便時に出血する・血が混じる・痛む

性感染症の病原体が肛門から侵入すると、肛門のすぐ上にある直腸に炎症が起きることがあります(直腸炎)。分かりにくいことも多いですが、性器にも性感染症の症状が現れている場合は肛門への感染が疑われます。

考えられる疾患

クラミジア

クラミジアが肛門に感染した場合、軽度の下痢や排便時の出血・痛みなどを引き起こすことがあります。

淋病

「淋菌」が肛門に感染すると、下痢や膿の混じった血便、肛門周辺のかゆみや不快感を引き起こすことがあります。アナルセックス時に強く痛むようになるのも特徴です。

ヘルペス

ヘルペス特有の水疱(水ぶくれ)が肛門周辺に生じるほか、排便時やアナルセックス時の痛みが強く出ることがあります。

下痢が続く

性感染症による直腸炎が原因となり下痢の症状が現れることもあります。下痢の症状だけで性感染症を判断することは困難ですが、肛門の痛みやかゆみとともに性器周辺の症状などがあれば、性感染症への罹患が考えられます。

考えられる疾患

クラミジア

肛門へ感染すると直腸炎(クラミジア性直腸炎)を起こし、排便時の違和感のほか軽い下痢などの症状が現れることがあります。

淋病

淋病による直腸炎(淋菌性直腸炎)でも軽い下痢の症状が現れることがあります。上記のクラミジア性直腸炎と症状が似ていますが、病原体はまったく異なります。

エイズ

発症期の症状として長期間の下痢や急激な体重減少、激しい寝汗などがあげられます。