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全身のできもの・はれもの

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こんな症状はありませんか?

  • 口周りや口内にできものができた
  • 小さなブツブツが全身にできた
  • ブツブツがヒリヒリする
  • 全身に小さなしこりがある
  • 湿疹ができてかゆい
  • など

性感染症由来のできもの・はれものも存在します

性感染症由来のできもの・はれものも存在します

性感染症(性病)の中には性器以外の部位に感染するものもあります。とくに多いのが口への感染で、性器に感染した病原体がオーラルセックス(フェラチオ・クンニリングスなど)によって口内やのどにうつることで発症します。感染部位が異なっても病原体は同一であることが多いので、口から性器、あるいは別の部位へと感染を広げるリスクを抱えています。注意してください。
また、感染部位から血液を介して全身へ症状が広がるものも存在します。中には進行すると命に関わるものもありますので、全身症状が現れた際にはすぐに医療機関を受診してください。 全身にできもの・はれものがあって心配な時は、一度大阪市中央区の谷町四丁目・谷町六丁目にあるミモザレディースクリニックへご連絡ください。

口周りや口内にできもの・はれものができた

性感染症は口にも感染することがあり、口内や唇に「痛みのある水ぶくれ」「ヒリヒリとした痛み」などが生じることがあります。これらはオーラルセックスによって性器からうつるほか、キスなどでも感染する可能性があるので注意してください。

口内炎と区別がつきにくいことも多いですが、性感染症の疑いがある時にはキスを含む性的行為は控えたほうがよいでしょう。

考えられる疾患

梅毒

梅毒の第2期症状(感染から3か月程度経過)として、口腔内に赤色、あるいは乳白色の腫れ(梅毒性粘膜疹)が生じることがあります。

ヘルペス(口唇ヘルペス)

ヘルペスの症状が口に出ると、口周りに痛み・かゆみを伴う赤茶色の水疱(水ぶくれ)が生じます。水疱が出る前にはヒリヒリとした前駆症状が起こることもあります。

カンジダ(口腔カンジダ)

カンジダの症状が口内で起こると、頬の内側や舌に乳白色の偽膜(ぎまく)が生じます。偽膜の症状はさまざまですが、痛みや熱感を伴うこともあります。

低リスク型HPV(尖圭コンジローマ)

唇や口内にイボが生じます。口内炎と勘違いされがちですが、目立った痛みやかゆみなどはありません。

全身にブツブツ(皮疹・発疹)が出ている

性感染症の中には、病原体が血液に乗って全身に巡ることで全身症状を引き起こすものも存在します。これらの症状は時間経過で治まることもありますが、病気は着々と進行しています。症例によっては命に関わることもありますので、他の症状も踏まえてきちんと治療を受けることをおすすめします。

考えられる疾患

梅毒

梅毒の第2期症状(感染から3か月程度経過)として、手足の裏をはじめとした全身に発疹やイボが生じることがあります(梅毒性バラ疹、扁平コンジローマなど)。これらは痛みやかゆみなどがない場合がほとんどです。

エイズ

エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)への感染の初期症状(感染から2~4週間)として、全身の皮疹があげられます。